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滋慶学園COMグループ 社会貢献ミュージカル「明日への扉」3年ぶり有観客で開催

総額 61万9,256円を骨髄バンクと夏目雅子ひまわり基金に寄付

学校法人滋慶学園 東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(東京都江戸川区)東京スクールオブミュージック専門学校渋谷(東京都渋谷区)東京ダンス・俳優&部隊芸術専門学校(東京都渋谷区)は、2023年3月3日(171回 172回公演)・同年3月4日(173回公演)に、江戸川区総合文化センターで社会貢献ミュージカル「明日への扉」を上演しました。本ミュージカルは骨髄移植推進を目的に滋慶学園グループが行っているプロジェクトで、出演や音響・照明・運営などを手掛けるのは同校の学生です。寄せられた募金総額 61万9,256円は、公益財団法人 日本骨髄バンクならびに一般財団法人 夏目雅子ひまわり基金に贈呈されました。初演は1994年2月に大阪で上演され、現在まで総観客数は25万人を超えています。
 

開催概要
2023年3月3日(金)2回公演 第171回 第172回
2023年3月4日(土)1回公演 第173回
会場 江戸区総合文化センター 大ホール 

 

ミュージカル「明日への扉」とは

「明日への扉」は骨髄バンクの窮状を知った学生たちが始めた、骨髄移植推進キャンペーンミュージカルです。初演は1994年2月1日新大阪メルパルクホールで、出演者も制作スタッフも全て学生の手で作り上げたオリジナルミュージカルは大きな反響を巻き起こしました。2001年からはビックバンドが加わる本格的ミュージカルとなり、ダンスや演技、演出においてもエンターテインメントとして進化を続けています。

 

ミュージカル制作プロジェクト『明日への扉』ができるまで

「明日への扉」は稽古が始まる前の出陣式で、骨髄バンク設立の経緯や骨髄移植を受けた患者さんの実情を知ることから始まります。出演者は公演の半年も前から特別ゼミナールや授業を通して準備を重ね、舞台製作、チケット販売、音響や照明の技術などもプロと同様の準備を続けます。知識・技術はもちろん、自ら考えて行動することや、現場で重要なコミュニケーションなどを実践の中で身につけていきます。

学生インタビュー

「明日への扉」は、学生たちが自ら、出演、企画、制作、舞台、音響、照明をし、このミュージカルを通じて一人でも多くの人に骨髄移植によって助かる命があることを伝えようとしています。

第171回~173回の「明日への扉」は、出演者した学生も運営スタッフの学生も初めての有観客での開催となりました。どんな想いで臨んだのか、学生たちにインタビューを行いました。

骨髄バンクさまよりコメント①

設⽴経緯・活動内容、「明日への扉」との関わりについて

骨髄バンクは、白血病などの血液難病により骨髄移植が必要であっても、家族内でドナーが見つからない患者さんを救命するため、1991年12月に設立されました。「明日への扉」の初演は1994年2月、この年に骨髄バンクは「ドナー登録者5万人」と「累計移植数200件」を達成していますが、まだまだ黎明期でした。以来、滋慶学園グループさまはずっと支援を続けながら、骨髄バンクの成長を見守ってくださっています。

 設立から31年が過ぎた現在、ドナー登録者数は約54万人、これまでに2万7千例以上の移植が行われ、多くの患者さんが生きるチャンスを手にしてきました。しかし、移植が受けられる患者さんはおよそ2人に1人にとどまっており、まだまだ多くのドナー登録者、そして、各方面からのご支援が必要です。

 今後もお力添えとともに、貴校の学生さん、保護者や関係者、そして舞台をご覧になるすべての方々に、骨髄バンクの必要性と、命の大切さを伝えていってくださればと思います。

骨髄バンクさまよりコメント②

骨髄バンクにとって「明日への扉」とは

これまでに滋慶学園グループさまからいただいたご寄付の総額は、数千万円に及びます。金額的に凄いことは、言うまでもありませんが、それ以上に「骨髄バンクを応援したい!」という関係者の皆さまのお気持ちが、毎回伝わってくること、学生さんたちが骨髄バンクについて真摯に学び、ステージに生かそうとなさっている姿に、骨髄バンクの職員はいつも感銘を受け、勇気づけられています。

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