【在校生インタビューVol.1】学生のうちから起業!?TSMで見つけた未来の可能性
TSMで活躍している学生のリアルを取材。第一弾は、スーパーマルチアーティストコース4年生、細田聡志(ほそだ さとし)さんのインタビューをお届け!
▼自己紹介をお願いします。
スーパーマルチアーティストコース4年、細田聡志(ほそだ さとし)です。
現在TSMで音楽、曲作りを学びながら自ら立ち上げた会社であるSurroBlend株式会社の取締役をしています。
▼なぜ、TSMを進学先として選択しましたか?
TSMは1つの校舎にいろんな学科が入っているので、スキルを得たいと思った時に一歩踏み出しやすいと思いました。当時、音楽系の専門学校で4年制学科が設置されていたのはTSMだけで、4年制で学べる幅の広さ、深さが大きいと感じました。また、尊敬するベーシストがTSM出身というのも大きな理由の1つでした。
専門学校のオープンキャンパスでは、通常、学校の紹介や授業内容に関する話が多いです。
TSMは業界で必要とされること、プロとして活動するために今から実践しておいた方が良い具体的なアドバイスをしてくださいました。
例えば、「ベーシストはドラムと仲良くなった方が良い。ギタリストはヴォーカリストやキーボーディストと仲良くなった方がいいというような話です。アーティストを目指すならば、様々なコースの人とコネクションを持つことで、パフォーマンスの幅が広がり、音楽への理解が深まると教えていただきました。オープンキャンパスでこれほど具体的な話をしてくれる学校は少ないと思いました。
また、TSMに入学を決めた決定打でもあるのですが、ちゃんと叱ってくれる先生がいたことも良かったポイントです。TSMは学科毎に担任の先生がいて、授業、授業以外の部分もサポートしてくれます。
普段の授業終わりや、定期的に実施される個別面談にて、自分に足りていないものや無意識に避けていたことをズバッと言ってくれる先生方がいるTSMで学びたいと思いました。
▼在学中、印象に残っている授業はありますか?
「実践ビジネス基礎」の授業が特に印象に残っています。
リアルなビジネスを学べる「実践ビジネス基礎」の授業が特に印象に残っています。 実際、現場で関わるディレクターと会話をすると、授業で学んだことを前提に話が進んでいくのを感じました。授業で学んでいなかったらついていけなかったのではないかと冷や汗をかくくらい、実践的な内容を教えてくれる授業です。同じ授業を2年連続で受講し、1回目の授業で学んだことを起業に活かし、2回目の授業を受けることで新しい視点で物事を見ることができました。
▼起業の経緯を教えてください。
友人と起業しましたが、特に重い腰を上げて起業したわけではありません。もともと個人事業主として生きていくことを決めていて、起業は夢の階段の一つに過ぎないと思っていました。役所を3箇所回れば簡単にできるくらいのハードルの低さです。学生のうちに起業する方が卒業後の仕事がやりやすいと感じています。
▼企業をした、会社とサービスについて教えてください。
指向性スピーカーを利用した”インタラクション音環境”を提供する会社です。
指向性スピーカーは特定の範囲に音響を届けるもので、このスピーカーを使った新しいエンタメの可能性を体験してもらいたいと思っています。まだ理論構築の段階で研究し、論文としてまとめ、アウトプットを会社で行なっています。人によって聴きたい音楽は異なるので、一つのまとまったものを提供するのではなく、オーダーメイドに近い形で「あなただけの音」をプロデュースしたいと考えています。 TSMには音響を専門的に学ぶ、学生もいるので困ったときには助けを借りることができる点も良かったです。
▼将来の夢を教えてください。
大きく3つありまして、1つ目はギタリストやボカロPとして活躍し、作曲ができるギタリストになること、2つ目は今の会社を大きく成長させ新規技術の開発にリソースを注ぐこと、そして3つ目は実は趣味の一環で取り組んでいる、コーヒーの事業を通じて、音楽とコーヒーを近い存在にし、気軽に味わえるものにしていけるバリスタとしてキャリアを積みたいです。(学園祭で2年連続”Chromatic Coffee Lab“を出店させていただきました。)
▼最後に、TSMに入学を検討している方に向けてメッセージをお願いします!
TSMには好きなことを仕事にする、夢を叶えるサポート環境が整っており、力を授けてくれる人たちがたくさんいます。迷っていても、一歩を進み出せばなんとかなります。恐れても良いので一歩踏み出して欲しいです。手を求めようとする姿勢がある限り、大丈夫。応援しています!