【在校生インタビューVol.2】プロジェクトリーダーが語るダンスアカデミーの経験とTSMの魅力
TSMで活躍している学生のリアルを取材。在校生インタビュー第2回は、産学連携プロジェクト『ダンスアカデミー2024』でリーダーを努めた村上琴音さんにお聞きしました。
▼ダンスアカデミーとは??
ダンス専攻の専門学生が、地域の小学校を訪問し、自ら振付や楽曲構成を考え制作したダンスプログラムを小学生に教えるプロジェクト。
三建設備工業様協力のもと開催され、産(企業)・学(専門学校)・学(小学校)が連携し、地域の子どもたちの健全な成長の支援や、地域の活性化にも寄与しました。ご協力いただいた三建設備工業様、ありがとうございました。
▼TSMに入学した理由を教えてください。
私は幼い頃からダンスを習っていました。
小学校1年生から始め、中学生くらいまで続けていたのですが将来の夢や仕事については漠然としていて、何をしたいのか明確に答えられませんでした。ただ、一つだけ確かなのは、将来もダンスを続けているだろうということでした。それはつまり、ダンスを仕事にしたいという自分の気持ちでした。そのためには本気ダンスに向き合うため、地元の北海道を離れ、東京で学ぼうと決心し、TSMにたどり着きました。
▼なぜ、TSMを進学先として選択しましたか?
幅広いダンスジャンルが学べるTSMのカリキュラムに魅力を感じました。
東京にはたくさんのダンスが学べる専門学校がありました。
その中でもTSMを知った、きっかけはオンラインのワークショップです。
進路活動をしていた2021年はコロナ禍かつ、北海度に住んでいたため直接オープンキャンパスに行くことは難しく、オンライン(Zoom)で実施されていた、オンラインワークショップに参加をしました。
Zoomを使って、先生が教室のツアーをしてくれたり、実際のレッスンをオンラインで受けたりしました。参加したワークショップは普段なかなか触れない、HIPHOPやテーマパークダンスのワークショップでした。
特にテーマパークダンスは初めてだったのですが、オンラインでの参加がきっかけで興味を持つようになり、自分の視野が広がったと感じました。
▼入学後の印象を教えてください。
TSMに入学する前は、ダンスのスキルが高い人たちばかりが集まっていると思っていました。特に東京という大都会で学ぶことに対して、自分がついていけるか不安でした。
しかし実際にはダンスを始めたばかりの人、ダンス歴が長い人、多様な人々が集まっている環境でした。この多様性があるからこそ、お互いに教え合い刺激し、新しい視点を得たりすることができると感じています。
TSMにはダンス専攻にも多くの専攻があり、イベントスタッフや音響、照明など、舞台を支えるスタッフとの協力が必要不可欠です。そうした環境がダンスを超えた幅広い知見を持つことに繋がると思います。
TSMだからこそ得られる経験や人間力は、他の学校では味わえないものです。
▼TSMの先生の印象を教えてください。
TSMの先生たちは、非常に親身になってくれる方が多いです。
授業の合間や後に質問をすると、時間を惜しまずにアドバイスをくださいます。また、授業だけでなく生徒一人ひとりを見てくれていると感じることが多く、心強い存在です。
▼ダンスアカデミーの活動で、どのようなスキルや経験を得ることができましたか?
これまで私は、主にダンススタジオでのレッスンに参加してきました。
スタジオでは、先生が指導を行い、ある程度の年齢になると、踊れる子ばかりが集まります。そのため、教え方も踊れる子に向けたもので、例えばステップの名前を言えばすぐに理解してもらえる状況でした。しかしダンスを初めて経験する子どもたちには、「シンメって何ですか?」や「番号ってどこですか?」といった基本的なことから教える必要があります。
こうした経験を通じて、ダンサーとしての技術を学ぶだけでなく、教える側としての姿勢や方法も学びました。実際に自分たちで作品を作る中で、どうすればうまく伝わるのか、どうすれば相手に理解してもらえるのかを試行錯誤しながら、経験を積んでいきました。教える側としてのスキルやリーダーシップを学び、自分自身が成長できたと実感しています。
▼プロジェクトのリーダーを務めることに対して、どのように感じましたか?
リーダーとしてプロジェクトを進行することに対して、特に抵抗は感じませんでした。今までの学生生活でもリーダー的な役割を担っていたので、自然とその立場を受け入れました。リーダーシップを発揮することは好きで、全体の進行がスムーズに進むよう考えたり、まとめたりすることにやりがいを感じています。
▼ダンスアカデミーを通じてどのようなことを感じましたか?
ダンスアカデミーを通じて学んだことは、ダンスを広めることやダンサーの人口を増やすことだけではなく、勇気や希望を与えることの大切さです。小学生たちが楽しんでいる姿や笑顔を見ることで、この職業が夢を与える素晴らしい仕事であることを実感しました。
▼将来の夢を教えてください。
ダンスを通じて、人々の笑顔を見続けることです。
入学する前は、漠然とダンスで仕事をするときめ上京をしました。
ですが、具体的にどんな仕事をするかは決まっていない状態でした。
入学してからは幅広く学べることで、視野が広がり、的を絞るどころか良い意味で多くの選択肢が増えました。
▼TSMに入学を検討している方に向けてメッセージをお願いします!
TSMはただ技術を学ぶ場ではなく、人間力を磨く場でもあります。
ダンススキルの上達は当たり前。人としての成長を目指してほしいと思います。ダンスや歌を仕事にしたいと考えている人はもちろん、自分の進路に迷っている人も、入学後に本気で考えるようになるきっかけをTSMはくれるはずです。
TSMでの経験がみなさんの人生の糧になると信じています。